
今日はタイ古式マッサージの練習会をうちのサロンでこっそり開催しました。
何故このにゃんこ写真かというとにゃんこもまじえての練習会だったから(笑)

実は中学時代の同級生が私を含めて3人もタイ古式マッサージのセラピストなのです。それも社会人になるまでほぼ没交渉で、たまたま友達づてでセラピストになっていたことを知ったという不思議な関係(笑)そのうちの一人とは日本でのスクールまで入れ違いで一緒だったという・・・本当に変な偶然であります。
マッサージ師って職業は、まあよくあるものですが、なんでわざわざタイだったの??というところが面白いです。だってアロマセラピストとかエステティシャンとか整体師でもいいわけじゃないですか。なのにわざわざマニアックなタイ(笑)そんな3人で集まってお互いの施術確認をしました。
タイ古式マッサージというのは大きくわけてワットポースタイルとチェンマイスタイルがあります。
ワットポーとは、バンコクにあるお寺内部で教えているスタイルで、短時間でほぐせるように拇指圧がメインです。アドバンスコースでも症状別のツボ押しなんかを教えています。このへん、大都会で発展したスタイルだなあと思います。
チェンマイスタイルというのはそのまんまチェンマイ全土で行われているストレッチを多様したバージョン。角度を変えながらの拇指圧や膝や肘も多様したタイプの施術です。さすが田舎・・・時間は沢山あるさ~というのんびりさを感じます。
3人3様のスタイルですが、一人はワットポースタイルに近く(長年やっているといろいろ混ざるので基本のままではなくなってきます)一人はチェンマイでもちょっと変わったナーブタッチというスタイル。(拇指圧というよりは筋肉や腱をかるくはじくような手技)そして私はチェンマイスタイルのアドバンスといろいろな手技のミックス(笑)
少しずつ違いがあるのでたまに技術確認をすると新しい発見があります。
お互いの技を盗み合う感覚がまた面白いのです。
基本に忠実なのもいいですが、私はいろんな手技のいいとこどりでどんどん自己流になっていく過程もいいな~と思います。それはそのまま経験値が出ているわけですしね。体格や凝り具合が人それぞれ違うのに、誰に対しても同じ施術しかできないのでは、ただのルーチンワークと一緒なのではないかな~と。
クライアント様の身体を労わりつつ、疲れをほぐしていけるように日々努力だなあ・・・と初心にかえった一日でした。
スポンサーサイト